猫魚氏の地震雲観測、順当な結果 鍵田 忠三郎氏と「日本地震雲研究会」
2001 11/09 14:51
  
11/07 22:01 43.3N 143.3E 131k 4.0M A 北海道中央の足寄付近(世界版)
11/08 02:14 36.2N 140.1E 70k M3.8 茨城県南部
11/08 12:09 35.0N 140.0E 90k M3.8 千葉県南方沖
11/08 19:34 34.3N 139.1E 10k M2.6 新島・神津島近海 
11/08 20:13 33.2N 139.6E 10k M2.6 八丈島近海 
11/08 21:47 33.1N 139.5E 10k M2.9 八丈島近海 
11/09 12:14 35.9N 137.7E 10k M3.8 長野県南部 
11/09 12:40 35.8N 140.8E 40k M3.4 茨城県南部の鹿島灘 
11/09 13:49 36.0N 139.3E 10k M3.0 埼玉県北部 


 猫魚氏の観測該当、10月24日9:00〜観測(10/25 04:39 更新)、千葉県銚子市〜福井県福井市ラインの40〜50�qあろうかという長大な龍状帯雲の結果、6日千葉県北西部でM3.8が発生。10月27日16:00〜観測(10/28 03:49 更新)の該当結果については、3日の伊豆半島東方沖M3.0と8日の千葉県南方沖M3.8との複合前兆であった可能性。
 最新レポートは8日5:40頃観測で、56―236度の茨城県北茨城市〜愛知県吉良町〜三重県伊勢市〜和歌山県日置川町〜屋久島ラインの〜龍状帯雲とのこと。ピンク〜紫色の鮮やかで広大な朝焼けが見られたという。
 岩瀬氏サイト掲示板に投稿されていた仙台からの情報、今月から続くTV画面ノイズが4日頃がピークだったが8日朝からピタッと治ってしまったという。前回と照らして地震を疑うとのこと。
 なんと足寄付近で地震とは? こちらとしてはさっぱり判らない。

 8日の面接は見事にボツ。やはり、履歴書の趣味の欄に「地震雲観測」などと書いたことが災いしたようだ。というのは冗談だが、勤務は札幌(道内)ではないとのことでキャンセルした。わざわざ車で2時間近くかけ行くんだから、初めから云え!! 疲れちゃったぜ。たくっ。


●●地震雲の開祖/故・鍵田 忠三郎氏と「日本地震雲研究会」●●
鍵田 忠三郎
 1922年7月25日生まれ。奈良・拓殖大・アジア政治経済研究所主宰、中国西安市名誉市民、中国社会科学院名誉教授・元衆議院議員、奈良市長。
―――――――朝日現代用語『知恵蔵』より転載

参考:HP「宝蔵院流槍術」
 鍵田 忠三郎先生語録 ―地震雲―

 地震雲研究の先駆けとなった名著「これが地震雲だ」は、中日新聞本社刊の「雲はウソをつかない」(昭和55年8月15日発刊)は絶版だが、株式会社NGS刊『決定版 これが地震雲だ/雲はあなたを大地震から救ってくれる』は入手できるので、地震雲に関心を持つ方には必携の書としてお薦めしたい。「地震雲」という名を定着させ、雲で地震が判るという事実を示した鍵田氏の功績は非常に大きい。
 鍵田氏の創設した「日本地震雲研究会」では100名余りもの会員を抱え、日々全国の会員からの地震雲観測の情報を収集研究を続けている。最近では平成11年に大規模な地震雲写真展を開催し盛況だった。10月7日〜11月7日、千葉市のセントラルプラザ主催(兼会場)/日本地震雲研究会、和泉・千葉市消防局、地震前兆現象研究会の協賛で開催された「地震の前兆を教える雲写真展」と題したこの写真展では1923年からの貴重な地震雲写真などを展示。約4800人の来場者を得て、毎日新聞、千葉日報などにも報道された。

●日本地震雲研究会
   会長/山高 正大
   〒386-1102 長野県上田市大字上田原1726-18 
   電話(FAX)0268-21-0781
 「本会は、元奈良市長・衆議院議員の故鍵田忠三郎先生の40年及ぶ研究の下に創設された団体である。大地震発生に先立って空に出現する地震雲を観測し、事前防災に努める。」
 年会費6千円で月一回の会報配布が受けられる。現在ホームページは無いが、会員限定メーリングリスト有り。

★Crystalからのお知らせ!
 連絡先に間違いがありましたので、訂正しました!

※ 追記: 2001 11/10 01:13  
 猫魚氏による最新追加レポート、9日5:50〜観測の57−237度、8日観測とほぼ同一方位の帯雲、そして10:00頃観測29−209度、北海道斜里町〜静岡県浜松市〜沖大東島近海ラインの龍状雲を観測とのこと。