31日の天を裂いた二分割状は パプアM6.9の直前前兆だった疑い!
11/03 15:43 35.0N 139.1E 浅い M3.0 伊豆半島東方沖
11/03 20:31 38.8N 142.0E 50k M3.7 宮城県沖
11/04 06:09 35.2N 133.2E 10k M3.4 鳥取県西部
11/04 08:35 43.8N 139.7E 230k M5.8 北海道西方沖


 猫魚氏の観測該当、27日16:00〜観測(10/28 03:49 更新)、石川県加賀市〜神奈川県小田原市〜伊豆大島北方海域〜千葉県館山市南方海域ラインの龍状雲の結果、3日に伊豆半島東方沖でM3.0。2日5:40頃観測(11/02 23:35 更新)の75−255度、茨城県大洗町〜長崎県長崎市ラインの30�q以上に渡る帯雲の結果、同日夜に愛媛県中予地方でM3.8が発生した。
 4日朝、北海道西方沖でなんとM5.8が発生した。31日朝の二分割状はこの地震も含めた複合断層状だったのではないかという想いも過ぎるが、今となっては全く判らない。現時点、パプアのM6.9の直前前兆だったものと思われる。こちらは3日からの降雨が続いている。3日の日中に出現した二分割状的形態は気象性の疑いが高いが、もし地震性なら220−40度の周防灘〜伊予灘方面、M4.5前後?の場合もある。
 今朝は当地周辺にも雪がチラチラ。遂に始まった。明日は朝から求職活動で札幌市へと出向く予定。


■■10月31日(水)早朝観測の該当地震が発生!!■■
▲10/31 18:10:19 5.88S 149.81E 33.0 6.9M B パプアのニューブリテン
 (日本時間)
 『早朝6時過ぎ、窓から覗いた東空に見事な二分割状を目撃・・・。・・・標高467mで360度の視界を確保、平地からは極一部しか見えなかった地震雲の全貌が見えて私は驚愕した。観測以来、最大最長の二分割断層状。これこそM7超級は確実と思わしめるもの。・・・眼前の最もシャープで明確な断層の方位を測定したところ165−345度・・・震源方位を特定できないが、140度なら日高大樹町方面。最もシャープな直線部分に見えた断層方位は165度で静内方面。全体の中心部分の断層方位は220度、瀬戸/伊予灘方面。だが、この特異な円形断層状は、もしかすると北海道近郊、或いは北海道内陸部を意味するのではないか?という思いすら過ぎる。・・・非常に深刻なレベルの地震雲であることは、まず疑いの余地がない。この満月トリガー中に発生か?』
(2001 10/31 11:29 更新)
――結果考察――
 東海アマの岩瀬氏による見解が恐らく正解だと判断した。また猫魚氏からは最もシャープな直線部分で測定する以外はないだろうとのご意見を頂いた。測定部分によって値いは変わるが、実際、私が測った最も長い直線部分の方位は165度方面。このパプアの震源方位は約170度で、その点はおおよそ合致しているといえる。M7超級さえ疑うほどの過去最長の断層状で、結果M6.9ならばそれに相応しい。過去、この地震を含めてM6.5超は8回前兆を見たことになるが、何れも完全に断層形状の全長を確認できたことはなかった。そのため余計に規模の大きさに圧倒されたのだと思う。山頂から全貌を見たことでカープして見えたのかも知れない。或いはまた、4日の北海道南西沖M5.8との複合前兆であったかどうかは残念ながら確認不可。
 とても予知に成功したなどといえるものではないが、結果を見ることでコレだなと判る好例だと思う。