地震前兆は複数震源の影響を受ける !?
11/04 13:21 40.4N 142.1E 50k M3.8 岩手県沖
11/05 00:38 32.8N 132.3E 30k M3.6 宮崎県日向灘
11/05 16:20 42.7N 144.5E 70k M4.3 北海道南東の釧路沖

11/04 02:03:42 55.90N 161.12E 83.1 4.9M A カムチャッカ半島(日本時間) 


 前回の更新で述べた3日目撃の二分割状的宏観の結果らしき地震、5日未明に日向灘でM3.6があった。測定誤差は220度に対して−3度程度、規模推定は見誤った模様。
 再び釧路沖で地震、M4.3が発生。1日のM3.8と合わせ、これがちょうど先月16日観測のM5超級予測、113−293度ライン上ピタリの震源。発生は遅れたがこれが該当の可能性が高いようだ。尚且つ、4日の北海道西方沖M5.8は、この16日観測方位の逆方位側にもおおよそ相当する。ただ発生が遅過ぎで何とも言い難い。それに引き替え、関西ナマズ予知研での御用達情報提供者による予測、26日更新の北海道西部沖〜東北内陸部にM5以上との内容には驚かされた。
 岩瀬氏からは、『地震雲は複数の震源の影響を受けるものであって、帯雲はその両方の延長にある同規模の震源どうしに架橋するものだし、孕震区にあっては、小規模の震源前兆も拡大して出現する傾向がある。クリスタル氏のレポートも、同日パプアM6.9と、この北海道M5.8の両方の前兆が混在していると解釈すべきである。筆者も、これまで単震源、単前兆と誤解していたため、多くの誤りを犯した。前兆は、必ず複数の震源の影響を受けると法則的に理解すべきと考える。―HP[東海アマ地震予知研究会(掲示板)―』との指摘を頂いた。
 確かにここ最近になって、観測方位の両側に発震が確認できたり、複合前兆を疑う結果のケースも増えつつある印象。