29日観測の地震雲、奄美大島近海M5.4/震度3が発生 31日観測の地震雲は、北海道日高方面か??
10/31 12:07 37.2N 141.1E 90k M4.1 福島県沖 

10/31 18:10:19 5.88S 149.81E 33.0 6.9M B パプアのニューブリテン(日本時間)


 岩瀬氏が今朝更新で指摘した、10mFMフニャラによる南西諸島・台湾・フィリピン周辺の大型M6級直前前兆の結果と思われるパプアでM6.9が発生。これまでの岩瀬氏によるフニャラ警報、南西諸島〜フィリピン海方面の大型予想は驚異的な的中。
 猫魚氏の観測該当、16日観測(10/16 19:31 更新)の長さ20�q程度ある千葉県銚子市〜山口県須佐町ラインの筋状雲の結果は、25日岐阜県美濃中西部でM3.7、27日京都府南部M2.5との複合前兆雲であったものと判断。
そして、31日福島県沖のM4.1は、29日観測(10/30 04:34 更新)の福島県いわき市〜静岡県浜名湖〜和歌山県潮岬〜沖縄本島〜宮古島近海ラインの少なくとも30�q以上と見られる長大な龍状帯雲の結果と見られる。
 私の29日観測の結果として、31日の奄美大島近海M5.4/震度3が発生している。PISCO警報(危険度-高)とは別物であったということと、海域深発で事無きに終わった。これは結果を見てから納得するのだが、確かに深発地震の様相を呈していた印象が想起され納得する。表現が難しいが、何かベタついた飴状のような雲の表面をしている。
 
 青田@地磁鬼教祖(神戸)によれば、30日から地磁気偏移観測に異変。太平洋沿岸、日本近海の疑いもあるとのこと。
 31日早朝に観測の天が裂けたような二分割状雲は、最もシャープで直線的であった断層面の測定方位が可能性としては高いかも知れない。ちょうど29日観測と30日観測の断層状雲とも合致する、140度/襟裳町庶野方面〜165度/静内沖方面を最も疑う。ただこれは初めて見る形態であり、確信的なことは何ともいえない。発生規模も完全に全ての断層全長でそのまま判断すべきかは判らない。或いは複合震源の断層だったのではないかとも考えている。取り合えずはM6超級と予測。北海道日高方面は十分注意して欲しい。
 地震雲研名誉会長の鹿嶋氏からは北海道周辺が震源ではとの意見。その他の地震雲観測の各ベテランからは、1984年の長野県西部地震M.6.8の前兆とよく似ているや外国震源の地震雲。関東地方で稀に見られる気圧停滞による断層とも似ているが地震性なら規模が大きいとの意見を頂いています。
 満月ピークは本日1日の14:41時間、3日一杯程度は要注意期間です。


■■10月29日(月)朝観測の該当地震が発生 !!■■
▲10/31 06:04 28.5N 128.3E 110k M5.4 奄美大島近海 震度3
 『朝7時頃、起床して窓から覗いた西北西の空、仰角45度辺りの至近距離に戦慄二分割状を目撃。・・・断層面の方位は南西〜南南西間−北東〜北北東間(215−35度)。雲の早い移動方位から震源は215度側、岡山市〜種子島〜沖縄本島近海方面。更に遠方の場合には、ルソン島ラオアグ〜ジャワ海バンカ島方面。もし逆方位の場合には、カムチャツカ半島ウトホロク方面。ピークを過ぎて崩れているために難しいが、推定規模はM5.5超級でM5超は確実。直前型の疑いが高いが、次の満月トリガー11月3日以内までには発生しそうだ。
 PISCO警報(危険度-高)の出ている西日本域との合致点、・・・強い地震の続いている沖縄本島近海も十分有り得ると思う。』
(2001 10/29 10:41 更新)
 『猫魚氏も観測時間と内容から同一地震雲の可能性が高く、ちょうど猫魚氏と私の観測ラインには今回、震源ライン交差が生じている。交差地域はおおよそ北緯27.5−東経129付近で、沖縄本島〜奄美大島間の辺りが震源となる。これは測定が正確で、あくまでも同一震源の地震雲であった場合の話しである。』
(2001 10/30 04:34 更新)
――結果考察――
 結果的には種子島〜沖縄本島近海方面の震源であり、PISCO警報(危険度-高)とは別物であった模様。測定方位精度は殆どジャスト真上で+1度とした。規模推定はM5.5に近いM5超級ということで、十分納得できる結果。尚、猫魚氏との交差ラインから沖縄本島〜奄美大島間の辺りとも見たが、猫魚氏は両端方位に架橋した可能性を認めるものの主要震源の該当としては、31日昼の福島県沖M4.1の側を上げている。