29日朝は全国各地で大規模な帯雲を目撃報告した !!
 29日の朝は全国各地で一斉、同一と思われる大規模な帯雲の観測報告が相次いだ。東海アマの岩瀬氏(名古屋)を始め、HP「地震予知の宏観観察」〔東京都練馬区〕、HP「きまぐれノート」〔神奈川県川崎市〕、HP「自然現象と地震」〔山梨県甲府市〕など多数。何れも見事な画像を納めている。今回の私が掲載した画像はやや失敗。画像処理の段階で倍率をミスった結果、呆けた画像となってしまった。しかし、初めての試みとして複合アップにて雲の可能な限りの全景を提示できたと思う。
 参考:西日本側で観測された長大な帯雲との関連を疑うひまわり画像
  画像1、画像2

 猫魚氏からの29日5:50〜観測報告。福島県いわき市〜静岡県浜名湖〜和歌山県潮岬〜沖縄本島〜宮古島ラインの少なくとも30�q以上と見られる長大な龍状帯雲のレポートあり。夕焼けも顕著なものだったようだ。
 各サイトが掲載した画像からは同一の地震雲だと判らせてくれるが、こちらから同じくほぼ同時間に目撃された地震雲はさすがにどうも別物と思われる。各報告に見る震源方位は私の観測地震雲とも近しいが、どうも判然としない。
 猫魚氏も観測時間と内容から同一地震雲の可能性が高く、ちょうど猫魚氏と私の観測ラインには今回、震源ライン交差が生じている。交差地域はおおよそ北緯27.5−東経129付近で、沖縄本島〜奄美大島間の辺りが震源となる。これは測定が正確で、あくまでも同一震源の地震雲であった場合の話しである。

 トチロー氏(福岡市)観測のVLF・FM受信データにも断続的な変動が続いている。関西ナマズ予知研さんによれば、28日夕方に現れたナマズの異常行動の結果は、29日未明の奈良県地方M3.7だろうとのこと。予測震源方向も合致するとのことで、お見事でした。また、富士山ではM3.0の地震発生ではとの情報。