空の地震性宏観が激発 !! 深発反応、幻日に環天頂前兆虹、太陽柱と地震雲・・・
05/25 17:24 44.4N 148.3E 61k 5.0M A 択捉島付近(世界版コピー)
05/26 06:51 39.4N 139.9E 20k M3.1 秋田県沖
05/26 10:57 34.2N 139.3E 10k M2.7 新島・神津島近海
05/26 13:22 34.1N 139.4E 10k M3.4 三宅島近海
05/26 15:27 33.9N 134.9E 30k M3.1 和歌山県紀伊水道


 本日は旧会社の同僚仲間たちの誘いを受け、十勝岳の温泉「凌雲閣」へと出向いた。北海道一の高いところにある露天風呂で標高1280m。ラドンを含む二種の源泉を楽しむことができる。茶褐色の酸性硫酸塩泉と透き通った湯はカルシウム・ナトリウム硫酸塩泉。ここは眺めが素晴らしく、安政火口や上ホロカメットク山(1920m)を中心に十勝岳連山を湯船から一望でき絶景。目前の火山の荒々しい山肌には、まだ残雪が多かった。ここの少し下には、あのドラマ「北の国から」の一場面で宮沢リエも入浴した混浴露天の吹上温泉がある。一同、股間に期待を膨らませて近づいてみたが、残念ながらギャルの肌は拝めなかった(笑)。午前中から富良野〜十勝間は天候が悪かったが、午後からは地震性と思わしき層雲の反応が確認できた。そしてそのまま夕暮れまで、空の宏観現象は多発。内容は下記に記載。
 21日観測の増毛沖方面は以前として未発。

◆◆5月26日(土)午後・夕方、富良野〜十勝、上砂川〜奈井江より観測◆◆
 今日の富良野〜十勝間の天候は悪くて曇っていたが、昼過ぎからは空全体を覆う層雲に地震性と思わしき反応は見られた。これはたぶんに深発地震(70�q〜数百�qの深い地震)と私が判断している宏観。ただ広範囲には見られなかった。16:30頃、帰宅途中の芦別〜赤平から幻日現象を目撃。17:00頃上砂川の自宅から環天頂アークの出現も確認した。これはほんの1,2分の出来事だった。虹そのものは非常に薄い。18:00頃からは鱗雲が広がりを見せたが、それ自体の規模は大したものではない。18:30頃から、沈んだ太陽に見事な太陽柱が出現。これほどの規模は過去最高のレベルだ。一眼から写真が上がりしだいアップしたい。
 所感としては、夕暮れの空全体に見られる地震雲から、道東方面(釧路〜根室)の前兆であることは判った。しかしあまりに雲が空全体に広く散らばっており、私の苦手とする宏観。空全面に反応している様子からみてM5以上の可能性が濃厚で、前兆虹も同一地震に対しての宏観ならばM6程度も有り得そうだ。発生は5日程度みたいところ、5月末一杯まで。尚、深発宏観も同一地震を示すものかは不明。