この1週間が、100年に一度の宏観観測の大勝だ!
2000 09/01 05:12

08/31 13:42 39.7N 141.8E 60k M4.1 岩手県沿岸北部
08/31 22:33 24.8N 125.0E 40k M4.2 宮古島近海
09/01 06:13 35.7N 140.6E 50k M4.2 度千葉県北東部


 31日午後4時過ぎ、出勤途中の空の様子は全空に濃いめの絹層雲が張っていた。
 突然、前方上空に飛行機状雲が出現した。震源方位は真南でM4.0程度、24h内の直前前兆。1日帰宅後に確認したところ岩手県沿岸北部にM4.1が発生していた。これまでの観測から飛行機状雲タイプは、まず殆ど24h内〜もしくは48h内まで確実に有感で発生している。これほど確実な地震前兆はないかもしれない。発生が本当に早い。規模がでかいものなら緊急電話だ!
 発見時すでに空に出現していた場合。周囲に飛行機が飛んでないかの確認はもちろんだが、飛行機に拠る場合は、大抵その雲はかなり細い。そして殆ど5分か、〜10分もすれば完全に掻き消えてしまう。雲の線が太めで滞空時間がもっと長ければ、益々地震雲を疑って良いと思う(直ぐに掻き消える地震性もある)。
 空を頻繁に見ていると、飛行機などいなくても突然に勢いよく伸び出す一筋の雲を目撃することがある。これを見ると驚きを憶える。これら一筋の雲を全て飛行機が飛ぶせいにする者は、空をあまり見ていないものといわざる得ない。
 太陽の周囲には再び日暈が掛かっていることから、降雨が近づいてることはほぼ間違いなさようで、今現在はすっかり雨雲に覆われている。
 どうやら台風12号の影響下に入ったようだ。この後の道内周辺域の地震はこの台風が通過してからになりそうだ。また台風の進路にも注意しなければならないことはこのサイト上繰り返し述べた。巨大震源は台風を引き込む。台風が通過した進路下のいずれかにその震源を疑う。


●お知らせ!  
 本日9月1日の“防災の日”、なんとTVで岡山理科大のPISCOが紹介されるという。
 番組は『とくダネ!』(フジ系)放送、午前8時からの『情報プレゼンター とくダネ!』(フジテレビ系列)とのこと。予定では午前9時から15分までの間に放送されるらしい。
 読者は必見だ !!


 『★ 31日夕方、・・・・・略・・・・・。発生状況は、10m異常伝播のあった東北北部に、13:42岩手M4.1と予想を大きく下回る発生があったのみで、伊豆諸島は再び不気味な沈黙に入っている。
 この低気圧が去った後にドカンと来そうだ。・・・・・略・・・・・。音声に歪みが入り、圧力性の強い耳鳴りを感じると数時間である。東海地震と、相模トラフ、南関東直下型が同時に来るかもしれない。とりわけ、御前崎の反転隆起に注目していただきたい。始まれば数時間〜数日のオーダーだが、予知連の召集から警戒宣言までのタイムラグの間に発生するかもしれない。
 地球のどこかでM7超級と予測したが、まだモルッカM6.7とM6.4以外、全方位赤焼けの該当がない。高層雲、雲底高度が下がっていないことから、まだM7超級の可能性が残る。ただし、地球規模の静けさ現象とは言えない多発状況。この先、数日間、日本列島周辺で、すべての地震が止まるなら、関東・東海大震災と断定できるだろう。当然、赤焼けが終日、もの凄い状態になり、誰の目にも天地の終わりに写るはず。動物たちが怯え、騒ぐだろう。日本中で救急車のサイレンが鳴りやまなくなるだろう。
 この1週間が、100年に一度の宏観観測の大勝負だ。
 ★ 9月1日朝、午前6時段階で、強い雨雲に覆われているが、雲間の高層雲に、東関東・東北方面に向かう強い流れが確認できる。関東全域に赤焼けが見られる。耳鳴りが激しい。TVの受信障害はローチャンネルでかなり強い。アクアリウムに際だった異変は確認できない。 発生状況は、伊豆諸島の群発は2日以上の空白、昨夜22:33南西諸島M4.2以降、全国的に止まっている。
 昨夜は新月でありながら異常に明るく、各地の観測者に電話をかけたが、遠州灘方面に白い発光との共通レポートがあった。また9時頃からTV3chのノイズが極端に激しくなったが、今朝もその明瞭な結果が出ていない。・・・・・略・・・・・。
 今日は訓練のための東海地震判定会召集があるが、各委員ははじめて本気になっているだろう。すでに御前崎の地殻変動に大きな異常が報告されている。直前隆起に至る、Fプレート北上→南下の反転が確認されたのだ。今日の会議が、突然、訓練でなく本番情報を出しても何の不思議もないほどの緊迫した事態である。 

追記、更新後、午前6時半頃から、TV3chに激しいガーガーノイズが混入、ほとんど受信できない状態が続いている。圧力性の耳鳴りも感じており、大噴火か強い地震が迫っている模様。』
――――――――[東海アマ地震予知研究会]より転載