台風3号、通過直後の異変の恐れは、三宅島雄山の噴火だった !?
2000 07/08 20:05

 午後6時43分頃、三宅島雄山が噴火したもよう。
火山噴火予知連絡会は、三宅島の火山活動は低下しつつあり、今後噴火の可能性はほとんど低いという見解だったと思うが、ついに噴煙を上げた。
 台風3号の通過直後の異変の恐れは、この噴火という結果を見せた。当サイトでは、今年の有珠山噴火の例を上げ、その可能性は紹介してきたし、前日から台風3号と地震の関係を警戒、指摘していた。これで、この半月トリガーでの伊豆諸島〜関東・東海周辺における大地震発生の可能性は若干少なくなったとも思えるが、安堵はできない。下記にもう一度、当サイトからの過去記事を紹介する。

PS:尚、へちゃ氏からは、この噴火は、三宅島測候所が5日の火山観測情報で予知に成功しているとの指摘を頂いた。


2000 06/07 02:44 更新
 『雨は地震発生を抑圧する傾向にあり、発生は雨が上がってからの可能性が高い。
雲や虹によって地震予知ができることから、気象と地震(地象)には明らかに密接な相互関係があるといえる。
空の宏観現象研究の大家、生前の真鍋氏、椋平氏(前兆虹の研究家)は、度々「低気圧と地震との関連」について言及されたという。地震雲研の名誉会長・鹿島氏は、台風の発生及び軌跡進路で大地震を予知されるらしい。
通常は雨で地震が抑圧されるが、大地震の場合はその震源に低気圧や雷雨、台風を引き込むといわれている。 
●ここで興味深い事例を一つ。
 実は有珠山もその巨大なエネルギーが、発達した低気圧を引き込んだ可能性を持つ。
 当時、3月26日にモンゴルで発生した低気圧は、急速に発達を遂げ、29日15時に秋田沖にて突如進路を変更。向かった先は有珠山で、同日21時頃にちょうど“その真上を通過”(通過時の加圧は984ヘクトパスカル)、30日にはオホーツク海へと過ぎ去った。この低気圧が去った翌日、31日午後13時7分過ぎ、有珠山は噴火開始した!
 私もその時の雨が上がり低気圧が去った直後の噴火を漠然と予測していたが、「前兆掲示板」にはそれをハッキリ書き込んだ方もいたことを記憶している。』


『8日夕方、・・・・・略・・・・・。たった今、再び村山氏から電話、三宅島が噴火したとのこと。ゲゲゲのゲー!! 噴火点は島内の雄山だ。これのせいかもしれない。しかし、電子機器の誤作動は、おそらく全国規模で起きているだろう。半月トリガーが近づき、低気圧が去って思い空気が全体を圧迫したために、押し出されるように噴火した可能性が強く、一過性だと思う。トリガー力を知らない学者たちにはワカンネーだろうな。もしも本格噴火なら、もっと前駆的微振動が続いてしかるべきだ。なお村山氏は、噴火後、地温が低下し始めたと言っている。だから、これも、マグマが台風による一過性の上昇をした可能性を裏付けるものだ。
 筆者は、明日、山散歩に出るので更新が遅れるかもしれない。なるべくリアルモードで現地から更新したいと思っているが・・・。
 青松氏から電話、猿投断層上空に、若狭方面に向かう帯雲が出続けているとのこと。関西に強い赤味は確認できないとのこと。』
――――――――――――『東海アマ地震予知研究会』より転載


『* > 台風三号は、房総半島周辺、相模トラフで2000.7/8.5時現在、停滞した。台湾震災前と同じ状況だ。>要注意だ。3日間以内か延びても満月まで。台湾は直後48時間以内だった。---------------------下記の書込みの日本海溝は、関東沖と三陸沖に発生した。日本海溝でのドミノ活動と房総沖は、北海道東方から日高トラフ、東北太平洋、房総沖、八丈近海、小笠原-マリアナの流れが生きている事を示す。また昨日西ノ宮にて今度は椋平虹が観測されているようだ。石川県西方沖から伊勢湾周辺-東海沖と関連して、別で関東地方含む>日本海溝に沿ったドミノが心配される。**近いようだ**1.伊予灘-豊後-日向-種子島周辺。2.琵琶湖周辺-若狭湾周-伊勢湾周辺。3.東海沖。4.南関東。5.東北北部太平洋岸から日高トラフ周辺。>今は、2、4が、特に4が (07月08日06時19分 nat7.aitai.ne.jp)』
―――――――『チャット(地震の前兆現象研究のための掲示板)』より転載



● また、ほぼ8日の半月トリガー影響といえるニカラグアで震災が発生。55人以上の死傷者が出ているもよう。

 00/07/07 04:30:20 11.84N 86.05W 33.0 5.1Ms A ニカラグア (グアテマラ南東500km)(日本時間)
 00/07/07 16:59:03 11.64N 86.13W 33.0 4.4Mb A ニカラグア (グアテマラ南東500km)(日本時間)