空全面が地震雲で一杯だ〜!
4月18日(火)空知支庁浦臼より観測。
 午後5時50分頃、見渡す限り空の全面360度に広がった地震雲のオンパレードを目撃。
 まず近くには南西の空に浮かぶ平行三本の飛行機雲状地震雲。なびく方位は南東または南南東〜北西または北北西。どちらかの延長方向が震源だが、発見時はすでに崩れていく状況で判断できなかった。東方面上空には海域性地震を思わせる漣状地震雲が、益々その波模様を際だ出せてきた。この波の示す方角も飛行機状と同方向。その他全面に同一方向への雲の筋が見られた。
 空全面に広がる地震雲を観測するのは実に久し振りの印象。同一地震に反応してのものならやや大きめの地震だろう。夕暮れの赤焼けが鮮明さを増して北北西辺り(宗谷地方の日本海側)の方角の地平線が強く染まっている。もしかするとこちらが震源かもしれない。自分のレベルではこれ以上を読み取ることができなかった。
 尚“飛行機雲状”の地震雲は、飛行機が造る雲のことではない。自分は飛行機も飛んでないのに、目前で雲だけがまるで自分の意志が有るごとく勢いよく筋を延ばしていく瞬間を数度目撃している。それを見ると驚きを隠し切れない。