ステイゴールド、ドバイ・シーマ・クラシックを制す
24日、UAE・ナドアルシバ競馬場で開催されたドバイ国際競走(全7レース)で、第4レースのドバイ・シーマ・クラシック(芝2400m、G2、16頭)に武豊騎手騎乗のステイゴールド(牡7歳、栗東・池江厩舎)が出走したが、直線抜け出した1番人気のファンタスティックライトを猛然と追込んで、2頭並んでゴールインし、写真判定の結果、ステイゴールドが優勝した。ドバイで日本馬の優勝は史上初で、武豊の海外重賞勝利は8回目。サンデーサイレンス産駒の海外遠征は過去9回あるが、これが初勝利。日本チームによる日本産馬の海外重賞勝利は、95年の香港国際C(フジヤマケンザン、森厩舎、蛯名騎手)に次いで2度目。
またメーンのドバイワールドカップ(ダート2000m、G1)は、同じく武豊騎手騎乗のトゥザヴィクトリー(牝5歳、栗東・池江厩舎)がスタート直後から果敢にハナに立ち、直線でも渋太く粘り、キャプテンスティーヴの追い込みには屈したものの、2着に粘った。

今さらながらのニュースだけど、まあいいや。

ドバイ・シーマ・クラシック(G2)競走結果(芝2400m、4歳上)
1着 ステイゴールド(栗東・池江) 武 豊 2分28秒23
2着 ファンタスティックライト(UAE) L.デットーリ ハナ
3着 シルバノ(独) A.サボリックス 2

☆JRA馬の海外重賞勝利(平地のみ)
※障害ではフジノオーが仏国重賞2勝をあげている。
59年 米国 ハクチカラ ワシントンバースデーH
95年 香港 フジヤマケンザン 香港国際C(G2)
98年 仏国 シーキングザパール モーリス・ド・ゲスト賞(G1)
仏国 タイキシャトル ジャック・ル・マロワ賞(G1)
香港 ミッドナイトベット 香港国際C(G2)
99年 仏国 エルコンドルパサー サンクルー大賞(G1)
仏国 エルコンドルパサー フォワ賞(G2)
仏国 アグネスワールド アベイユ・ド・ロンシャン賞(G1)
00年 英国 アグネスワールド ジュライC(G1)
01年 UAE ステイゴールド ドバイシーマクラシック(G2)

頑張り屋のステイ、おめでとう。