稀少性+独自の加工 今や産地熟成のワザ主張出来るや羅臼天然昆布240904「朝イチ」nhkG
 稀少性+独自の加工 今や産地熟成のワザ主張出来るや羅臼天然昆布240904「朝イチ」nhkG

「あさイチ9/4(8時台) 拝見!みんなの晩ごはん」の9時台で、「昆布の王様 羅臼昆布 北海道羅臼町」が放送された。
 羅臼昆布は「旨味専用」「出汁&ソイの昆布締め」などの用途ともに、全国放送で放映された。
 放送では終始、「稀少性」&「独自の加工」のテロップが、今や渡島半島の「マコンブ」を超えるかのように、その特質を示すキーワードが表示されていた。

 羅臼昆布の主産地。役場所在地からは20キロほど離れた知床半島の先端に向かい、設定されている。
 季節的に「作業番屋」に移り、放送で示された「独自の加工」には、実に23の作業工程が設営されている。
 そして、その一工程といえども<手抜き>しては、質の保証ができない。そう、別な放送で聴かされていた。

 北海道の昆布。渡島半島で採取されるマコンブは、日本海―敦賀―松前問屋を経て、京の和食料理店で活用される高級食材。
 その高級性を育てるのが、問屋のムロで醸成される長い時間の熟成手法であった。
 京都の老舗和食料理店の<旨味>を支える必需品であった。今や「松前問屋ー熟成ー京和食」の工程を現地で培っているのか。

 NHK朝のドラマ。「61話 1999年 あすか」であったか。
 奈良・明日香村で生まれた主人公が、父と同じ和菓子職人となり、伝統的な世界に旋風を巻き起こす。そんな筋書きのドラマがあった。
 確かこの中で、旨味を「羅臼の昆布で」のセリフが放映され、その後に羅臼漁協の電話が鳴りひびいた。そんな話を、耳にしていた。

 羅臼昆布と関西の結びつき。そこを実感したのは、黄檗宗の本山を訪問してから、立ち寄った駅前市場での羅臼昆布販売店の存在。
 その時の感慨は、以下のページに記載している。14年9月9日のことだ。
 
羅臼昆布 京都・黄檗 140909 gooブログ