「スシ&サシミで食べる」=種類も量も多い 魚の国・ニッポン 進化する「養殖」nhkBS1240225
 「スシ&サシミで食べる」=種類も量も多い 魚の国・ニッポン 進化する「養殖」nhkBS1240225

 五つのテーマ。「種類豊富な養殖」「養殖専門店」「ウナギの完全養殖」「魚類防疫士」。
 伝統的な養殖理念をIU学長の中村伊知哉氏。
 「日本は世界一の海の漁獲量」、海外資源に依存するので資源管理の上からも「養殖」に取り組む。

 出席の海外からの日本滞在者。
 「とにかく種類が多い」「しかも養殖対象魚が増加中」「おいしく進化し、ブレがない」「魚脂がのっていてクオリティが高い」「天然と養殖に差を感じない質の高さ」。
 「中国ではナマで食べない、そのため常に鮮魚を確保しておく習慣がない」。

 放送の視点は、養殖を支えるシステムにも言及。
 「養殖=稚魚から成魚」「完全養殖=卵から成魚」。その過程で<新しい養殖魚>が増えると、病気も発生。「魚類防疫士」なる専門職が、貴重となっている。
 養殖ウナギでは8年かけて、目鼻をつけるも成長すると♂にばかり。

 対応はホルモン投与で性転換。得られた個体からの♀誕生にこぎつけた。
 前者の研究に8年、後者の研究では19年であったか。
 <むすび>に出演者の感想。「養殖=量産のイメージがあった」「しかし、それが変わった」。
 日本人は「魚を良く食べる」「ために魚の知識が豊富」「養殖に関係する職種も人員も多い」

 それもそのはず。「資源を自国でまかなうためには、教育も研究もたいせつ」。

(例によって番組案内)
「COOL JAPAN〜発掘!かっこいいニッポン〜」=外国人の視点で日本文化の魅力を再発見!
 進化する「養殖」 初回放送日:2024年2月25日
 種類も増え、品質も年々向上している日本の養殖魚天然の漁業資源が減る中で世界が日本の技術に注目鮮度と味に外国人もビックリ!
 養殖魚の「海鮮丼」育てる楽しみ、海を学べる「のり」のオーナー制度「うなぎ」の完全養殖、成功の舞台裏に何があった魚のお医者さん、愛媛で奮闘する「魚類防疫士」。進化する養殖の世界を大特集!