外交に平和主義の哲学、 経済に大局的な流れをみつめた有効な政策 保阪正康「保守リベラルの系譜と内容」を語る
 外交に平和主義の哲学、 経済に大局的な流れをみつめた有効な政策 保阪正康「保守リベラルの系譜と内容」を語る
     
 「学識の前尾繁三郎」
 平和的外交に尽力した「護憲の宮澤喜一」、
 クリーンなハト派であり続けた「人格の伊東正義」、
 日中国交正常化を成し遂げた「政治的誠実の大平正芳」、
 行動力で保守政治を牽引した「闘志の男・田中六助」。

 札幌在住の保阪正康氏が、「宏池会の系譜に学ばぬ首相に失望した」と、書いたようだ。
 「現代ビジネス」のネット配信にして、『週刊現代』2022年11月12日号に掲載記事の紹介であるようだ。

 「宏池会は優れた政治家の宝庫でした」。「宏池会を創設した池田勇人」と書き始める。
 「田中六助」は直接承知していないが、前尾は衆院議長、大平は田中内閣の外務大臣から総理に、宮澤喜一は池田勇人秘書官から総理に昇りつめた。
 「保守リベラルを体現してきた派閥」とする大方の受け止め方に根差して、穏健な外交、歴史を画する経済政策、護憲も大きな柱であった。

 しかし、である。続きはネットを読んでみてはいかが。  https://news.yahoo.co.jp/articles/35bc8c52d4e5ea4d5dc7d191b888eb1fc7759a11
 「自前の世界観、歴史観、政策論争を国民に提起することにも期待」
 「外交面では宏池会的な平和主義の哲学が見られない」 
 「経済にしても、アベノミクスの弊害がいかに国民を窮地に追いやっているかという大局的な流れを見極めて現在に有効な政策を打つという構えがない」。
  「人を見る目がない。人事も拙劣です」。
 「伊藤昌哉のような優秀なブレーンがいない」「政策集団としてブレーンを引きつける魅力がなく、ブレーンをつくる能力もない」。
 
 さて、申す方が<無い物ねだり>でしょうか!!!。