「北米ロシア産と比較、日本のサケ 運動能力低い」『北海道新聞』220505
「北米ロシア産と比較、日本のサケ 運動能力低い」 『北海道新聞』220505

 表題の記事が朝刊一面に掲載されていた。
 北海道内の秋サケ不漁が続く要因を調べて一部の専門家が、研究した。
 それによると不漁要因は「環境変化など」のほか、「長年続く人工ふ化事業がサケに遺伝子的影響を与えた可能性」を指摘していると言うこと。

 対策として、「環境ふ化に加え、野生魚の活用」を挙げていると、する、
 つまり、「自然産卵するサケの遺伝子を取り込もうとする動きも出始めている」と、いうのだ。

 踏み込んだ対応策。そこで考えられている点は、次の内容。
 「親魚を『捕獲用のウライ』ですべて捕獲せずに上流に遡上させる」。そこで「自然産卵後に生まれた子たちが数年後に遡上して人工孵化の対象となることで、野生の遺伝子が取り込まれる」。
  
 息の長い話ながら、そこをセッカチに進めていくことの是非を、問いかけているようだ。
 調査はサケに「日本のサケ(シロザケ)」と「北米やロシア産のサケ」があり、両方の遺伝子を比較してみて、差異が確認された。
 ここからは、さらに専門的領域の説明となる。本紙を見逃したくない(朝刊1面&4面220725記載)