高学歴は自分の保身と蓄財のために 大卒比率=新自由主義73.4、穏健保守50.6、リベラル43.9
高学歴は自分の保身と蓄財のために 大卒比率=新自由主義73.4%、穏健保守50.6%、リベラル43.9%



『世界』11月号に掲載と、橋本健二著「だから安倍・菅路線では日本は幸せになれない」。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c436e4eea9077544e4296350e33f716e89d149ba 


手元にはあるも、袋に入ったままの当該書。要約の紹介を要約しておこう。

「新自由主義右翼の割合が10.2%、穏健保守が38.9%、リベラルが50.9%を占め」
「現在の自民党が、数の上では少数派に過ぎない新自由主義右翼クラスターの圧倒的な支持に支えられている政党」
「改革のほとんどが税の再分配機能を弱める方向への一方通行の改革」
「規制緩和が進む一方で、再配分は一向に期待できない状況が続くことが避けられそうもない」。
「「支持政党なし」などと暢気なことを言っている間に」
「数の上では圧倒的に少数派であるはずの新自由主義右翼クラスターに、日本の政治が自民党もろとも乗っ取られてしまった」。

ボンヤリと感じる点の要因が、深掘りされた。
歴史の検証に、「誰が得するための施策か」は不可欠な視点ながら、その輪郭が可視化されつつある。

別なネット「『菅総理』を抱き込む怪しい『政商』の正体」記事。
https://www.dailyshincho.jp/article/2020/10160558/?all=1&page=1
携帯電話の値下げは、なにやら特定の通信会社の独占に荷担か。
地銀再編はSBIホールディングスを第四のメガバンク化に、とも。

「田舎出身」「たたき上げ」。
それは事実かも知れぬが、表の顔とは別に裏にある<どなたかへの奉仕>。票をくれて、最長の政権の座にとどまり、税金や制度の利益を見返りに提供。

主権者は「たまったモノではない」の、一事例。