個人の要望 社会の要請 <広く、大きくて、かつ強い>はどちら201020.
個人の要望 社会の要請 <広く、大きくて、かつ強い>はどちら201020.



言葉にみる微細なニュアンス。説明できるであろうか。

 要望 例:「ご意見・ご要望の受付」「要望書の提出」
 「こうして欲しいと望むこと。要求よりも弱い、希望程度の強さ」。
 要請 例:「違法ファイルの削除要請」「見直し要請」「災害国からの派遣・支援要請」

 「こうして欲しいと、強く願い求めること。「依頼」に近い強さがある」。
https://bimyo-a050924-10.blogspot.com/2010/03/blog-post_2519.html

 「要」は、強弱はあるが「欲しい」という気持ちを感じる。
 「請」は、法律的な響きを感じる。

  自分としては、だいたい求め方とその結果でこのように分けられると思う。
  「要望」は求める姿勢が弱く、結果はあまりあてにできない。要求に比べると消極的。

  「要請」は求める姿勢が「要望」と「要求」の中間ぐらいだが、
  結果は法律の適用と同じくらいの強さを求めている。
  何となく腰は低いけど法律的な威圧感が裏に潜んでいるような印象がある。