つまるところ、どうなった? スペイン風邪200503(2)
つまるところ、どうなった? スペイン風邪200503(2)。

 罹患者の収容。
 その対象地は「塹壕」のなかであったとされる。それはムゴイ。
 「塹壕=さんごう 戦場で、歩兵が敵弾を避けるために作る防御施設」。



 「溝を掘り、前方に掘った土や土嚢(どのう)を積み上げたもの」。

 世に「三密回避」を申すではないか。
 「三密は『密集』『密接』『密閉』ということ」。
 なにしろ戦時の兵員輸送船のなかで罹患者発生が確認された。
 秘密裏の兵員輸送。軍の弱体を公にすることなど、敗戦行為。敵に<「弱み」を見せる、知らせる、感づかせる>わけには、ゆかず。
 さりとて、敵地に患者収容施設など、ありえない。

 発生源はUSAの軍。
 永世中立国の一つスペインは、国民に広がった自国民の異変を世に知らせた。知らせたことが、仇となった。
 「スペイン風邪 Spanish
cold」「スペイン風邪 Spanish
influenza」の命名は、こんな経過で世界史化され、「スペインが発生源」の誤解が定着したと、される。
 (「日曜ビック 緊急生解説!池上彰の「人類VS新型コロナ」最新ニュースも解説」 TVH 2020年5月3日(日) 19時54分~21時54分)