兵員の安全 戦死ではなく疾病で死亡=兵舎の環境
兵員の安全 戦死ではなく疾病で死亡=兵舎の環境

世に申す「鶏のトサカグラフ」。185304~185503間の統計図表。

1)20歳のときに数学を志すに,周囲の理解も得られず挫折
2)1853年=クリミア戦争(ロシアとトルコ・フランス・イギリスの戦い)で、
3)英国の看護団を派遣に「自ら志すとともに推薦も得て,野戦病院で働く」。
4)直面した「病院の劣悪な衛生環境」。
5)兵士は戦争そのものや戦傷で死ぬよりも「はるかに多く,伝染病などで死す」と。

(ここがポイント)
『英国陸軍の健康,能率及び病院管理に関する諸問題についての覚書』(1859)を著す。

6)円を月別に12分割。
7) 1か月ごとの死亡者数をその原因ごとに色分けして描くグラフ
8)イギリス陸軍で「伝染病などで死ぬ人が圧倒的に多い」
9)「介入による変化(改善)もある」を
10)「ダイナミックに示す」。

ウーン、なるほど。
女性で初、「1858年には王立統計学会初の女性会員で迎えられる」、と。
https://psych.or.jp/interest/mm-21/ サトウタツヤ「心理学ってなんだろう」.