2019 12/28 16:44
Category : 書評
「ハレの設営と振舞」 『有職故実』に定義191225。
石村貞吉著『有職故実』の校訂と解説を、嵐義人というひとが担当している。
「有職故実」は、「国際儀礼までに通ずる一期一会の極致というべき晴れの設営と振舞を総称」 382p。「確たるしきたりのうえに作り出された」とも。
「直衣の名義」「鎧の縅毛」「端午の今昔」の3編の「論考」を掲載。
それぞれの端緒には、語源が明確、当然であった。明確であったから誰も記録をつくらず、語義も語らなかった。
ところが時間が経過するうち、「形」は残るも「意義」を知るヒト居なくなった。
そこで文献記載の記載内容から、意義を類推する段階にはいった。そうしたことを、思わせてくれる。上巻はまだ手にしていないと思う。(石村貞夫著『有職故実 下巻』(講談社学術文庫 1994年)。
石村貞吉著『有職故実』の校訂と解説を、嵐義人というひとが担当している。
「有職故実」は、「国際儀礼までに通ずる一期一会の極致というべき晴れの設営と振舞を総称」 382p。「確たるしきたりのうえに作り出された」とも。
「直衣の名義」「鎧の縅毛」「端午の今昔」の3編の「論考」を掲載。
それぞれの端緒には、語源が明確、当然であった。明確であったから誰も記録をつくらず、語義も語らなかった。
ところが時間が経過するうち、「形」は残るも「意義」を知るヒト居なくなった。
そこで文献記載の記載内容から、意義を類推する段階にはいった。そうしたことを、思わせてくれる。上巻はまだ手にしていないと思う。(石村貞夫著『有職故実 下巻』(講談社学術文庫 1994年)。