内定取り消し
 秋の金融危機後の不況。需要減退。新卒者の採用内定取り消しの報。

 IT情報ながら、700超の取り消しが出ているそうで。留年、再受験、公務員志向。

 そういえば、1960年代。公務員に「採用予定者登録者制度」というのが、あったなー。試験をやって、面接うけて、「A登録■番」のハガキをもらった。受験前に「A=ほぼ採用されます」。「B=空きがあれば採用されます」。「C]というのもあったが。

 3月末になっても音沙汰がなく、4月の発令期ののちには、「空きができれば採用します」「○○管理主事」というハガキがきた。

 採用の声がかかったら「行かないわけには行かぬ」。他社をうけるということをしないでいたら、採用にならなかった。役所は「採用予定の名簿に載せたもの」で、「本庁に採用の義務はない」ということであった、が。
 うちに、名簿の登載期間が過ぎた。

 2年後。旭川市役所の受験者が、訴訟を起こしたものかと思う。その後は、臨時職員で採用しておき、次年度(名簿登録期間がすぎても)優先的に採用することになったが。

 そのときの管理主事の方は、どうしているやら。情報公開制度のできた今、すでに30年を経過している。
 情報開示を請求してみたい気持ちがする。