福田和也著「昭和天皇」(40)
 14日は高校生のために70分。良かったのかなー。

 帰宅途中で「一ノ蔵」。オヒョウ、タコ、アジを買ってもらって、刻んでもらった。コップに半分弱ずつ3回。早めに寝た所為か、1時半頃目が覚めて。

 『文藝春秋』11月号を拾い読み。ちょうど400ページに次の一節。
 「満州事変に引き続き、クーデターで国内改革を図る軍のエネルギーに圧倒される思いだった。この力を前にしたならば、議院内閣制などは、一瞬に吹き飛んでしまうのではないか」。

 時は犬養、毅首相が組閣するころあい。思い巡らすは時の安達謙蔵内務大臣。

 小説を掲載した雑誌が発行されたころから、航空幕僚長の検証論文問題が表面化した。次第に、論文入選ばかりではなく、幕僚長独自の歴史観による教育がすすめられていたことも。
 文民統制。歴史の所産であるが。