目覚めの夢
午後まで眠った。起きてコーヒーを淹れ汗をかきつつ熱さで目を覚ましている時に、昨夜の夢を思い出した。撮影中に倉持さんが具合が悪くなった、という記憶だけが甦り、思わず携帯をプッシュしていた。いつもと変わらない落ち着いた声が返ってきた。元気ならいいんです、とたぶん倉持さんにとっては意味不明だったろうと思いながら。苦笑しつつ、ホッとした。こういう夢をあまり見ることがなかった。いつかそういう日があるとはいえ、ぎりぎりまで同じ光景を愉しみたいと、あらためて。湿度、きわめて高し。