「桃源郷」というのは 幻だからこそ…
「逃避的な幻影」ゆえの意味…

そういうものがあってもいいのではないか。
熱いシャワーを浴びながら、思った。

「桃源郷」というのは
幻だからこそ…

見る者の想いしだいで遠近ができていく。
だから詩は「鏡」なのだ。

と、思った。