楚歌。25時間爆睡。あじゃぱん
目覚ましを見たら午後3時少し前。25時間あまり眠りつづけたことになる。楚歌とメモして、ベッドに倒れ込み火照りのせいで6時間くらいもんもんとしていた。そのあと19時間熟睡。25時間というのは、記憶にない。火照りは消え、鼻水だけが残った。目覚ましにマンガのような防衛庁幹部のニュースを朝毎読の三紙で併読。論文を募集したのがアパグループで、論文審査委員長が「痴の虚人」として名をはせた渡部昇一。アパグループは帽子のおばさんで知られ、耐震偽造、足立のマンションで国の指数の最大8900倍ものレジオネラ菌が検出された、あの天才バカボンのような企業。三紙をざっと読んだだけで、出来レースが透けて見え、日本の「ネオコン」の底の薄さがよくわかる。「24」を1/00にスケールダウンしたシノプシスのようで、じゃぱんは、とことんマンガの国なのだと笑えた。「あじゃぱん」というタイトルの小説を書いた横浜の作家がいたけど、事実は小説より100倍奇なり。



  2008年11月1日 12時26分 共同通信より
  中韓メディアは冷静な反応 航空幕僚長の更迭
 【北京、ソウル1日共同】中国メディアは1日、防衛省の田母神俊  雄航空幕僚長が過去の侵略戦争などを正当化する論文を発表して  更迭されたことについて、新華社が未明に伝えたものの新聞各紙  は報じず、冷静な対応をしている。また韓国でも、この問題を報  じた1日付の有力紙は2紙のみ。田母神氏が即刻解任されたこと  もあり、日本政府への批判的な声もほとんどなかった。

わかりやすすぎて失笑の出るようなリアクションを読んだ。あじゃぱんは、もう無視されちゃっているのだろうか?昨日の国連人権委の「代用監獄制度の廃止▽虚偽の自白を防ぐための取り調べ録画▽女性の再婚禁止期間など民法上の男女差別撤廃▽従軍慰安婦問題での政府の責任認定と、生存する関係者の訴追」という付帯事項つきの「死刑廃止最終見解」といい、あじゃぱんというのは二重国家なのだろうかと、思えて仕方がない。そう思わないと日常と政治との極端すぎる乖離が理解できない。目をつぶっても日々は過ぎるとしても、だ。ここまでズレてしまっていることは、ある意味たいした国でもあるのかも。びっくり。