イヴォンヌの香り★★★★★
DVD パトリス・ルコント作
ルコント的としか言いようのない愛のもつれふりが全編にあふれているが、男優の顔と声に最後までなじめなかった。それさえなければ「橋の上の娘」のカラー版になれた、か?音楽の使い方は、しかしあいかわらず野獣のような勘のよさで、最初から最後まで意外性の連続が続いた。船の上のシークエンスは、ただ見とれるばかりである。