件名: 梅雨見舞いです
件名: 梅雨見舞いです
送信日時: 2007年 6月 18日 月曜日 3:47 AM
差出人: Toru Mashiko
宛先:みなさま

13日、3月末から3カ月かかった制震実大実験撮影がすべて終了。
同時に関東地方梅雨入り。
翌14日に大林技研の撮影機材総撤収。
同時に15日からの湯治部南会津自費ロケの準備。
スポンサーの付かない自費ロケは
2002年に小山プロデューサーと共同で行なった
吐竜の滝の「水」ライブラリーロケ以来。
降雨予報15日70% 16日60%と
ほぼ成算ゼロの「自然」ライブラリーロケだったけど
身を捨てると、浮かんでしまう「瀬」も
アオヤマではなく「人生の青山」も
なんとも至るところにあるもので
どっぷりと、かけ流し源泉につかりながら
眉に唾したくなるような
素晴らしい「初夏の一瞬」をゲットできました。
テーマは、「夏至」。
2日間にわたって撮影した素材の半分をとりあえず公開します。
残り半分の素材は、仕事のあい間に愉しみながら
来週末ごろまでに公開予定です。
うっとうしい梅雨がつづくことになりますが
ほんのすこし、忙しい手を休めると
こんな「初夏」も待っています。
…のはず。

クルーは以下の7人とマシコの湯治部メンバーです。
カメラマン/倉持 照明/鈴木 VE/長岡  
録音/古川 CA/矢野 車両&制作進行/杉田
プロデュース/渡辺

01湯治部、夏至へ
http://web.mac.com/mctokio/iWeb/Site%20D-next%21/Blog/8D1F1099-742F-4FFB-9997-8D242E3D9CF1.html
■撮影場所 東北自動車道大谷SA
■撮影日 2007年6月15日午前9時-

02萌。
http://web.mac.com/mctokio/iWeb/Site%20D-next%21/Blog/D85FEF7B-3984-407E-ACE8-8811375E9B9C.html
■撮影日 2007年6月15日 午前11時-
■撮影場所 栃木県塩原明神池
秋には燃え、夏には萌える。二十四節気の“芒種”。そのど真ん中の日。
稲の穂先のように芒(とげのようなもの)のある穀物の種まきをする頃。
関東梅雨入り宣言の翌日。

03高原。日の出の直前直後
http://web.mac.com/mctokio/iWeb/Site%20D-next%21/Blog/1BC177E5-6202-42B1-934A-EF9C8E457B11.html
■撮影日 2007年6月16日 午前4時30分-
■撮影場所 福島県南会津村館岩湯の花六地蔵
日の出を撮る前後の高原の花の気配。
朝露が、文字通り日の出とともにつくられることをはじめて知った。

04空。日の出前
http://web.mac.com/mctokio/iWeb/Site%20D-next%21/Blog/747750F2-A1B9-4B12-8362-4BA5328D4360.html
■撮影日 2007年6月16日 午前4時30分-
■撮影場所 福島県南会津村館岩湯の花六地蔵
日の出直前の空。

05 before daybreak
http://web.mac.com/mctokio/iWeb/Site%20D-next%21/Blog/5749272B-232E-4788-976B-D2130ED6B6CD.html
■撮影日 2007年6月16日 午前4時30分-
■撮影場所 福島県南会津村館岩湯の花六地蔵
日の出直前の大地。その気配。

06 at daybreak
http://web.mac.com/mctokio/iWeb/Site%20D-next%21/Blog/76F211B4-663B-4CE5-AD65-2912A46912BE.html
■撮影日 2007年6月16日 午前6時-
■撮影場所 福島県南会津村館岩湯の花六地蔵
夜が明けてから2時間近く経過。
目の前で野の草を、朝露がつぎつぎとおおっていく。
その水の球を、初夏の空のはじまりの青が染めていく。
6年前のHD900導入テスト撮影で満月を撮ったその場所で
夏至前の漲るような力強さを備えた太陽が顔を出していく。
あの夜の満月と同じ、スタンバイから約2時間後のこと。
梅雨入り後三日。降雨予報60%のこの日
太陽はいちども雲に隠れることなく、日没の峠越えまで輝き続けていた。