2006 10/15 18:04
Category : 日記
福井晴敏著/文芸春秋刊
週刊文春の連載後、さらに800枚書き下ろしたという、その熱気と志が巻頭からラストまで息づいている。読む側に覚悟と“耐力、体力”を強制する超弩弓作。ことごとく失敗している映画化の愚を繰り返さないことを祈るのみ。もっとも、とことん映像的でありながら、映画化を峻拒するような踏み込みぶりではあるが。脱帽。そして脱力も。
週刊文春の連載後、さらに800枚書き下ろしたという、その熱気と志が巻頭からラストまで息づいている。読む側に覚悟と“耐力、体力”を強制する超弩弓作。ことごとく失敗している映画化の愚を繰り返さないことを祈るのみ。もっとも、とことん映像的でありながら、映画化を峻拒するような踏み込みぶりではあるが。脱帽。そして脱力も。