毒蟲VS.溝鼠★
新堂冬樹著/徳間書店

帯に「2006年有害図書No,1」とあるが
まさしく。徳間らしい下品さにあふれ、新堂のゲスさがにじみ出たような悲惨な一冊。書くものも出すものも読むものも、等しく情けない屑である。徳間だけあって、金庸の桃花六兄弟のような地句遊びがあり、そこがさらになさけなかった。