2005 12/22 05:47
Category : 日記
グレッグ・アイルズ著/講談社文庫 2005.11.15刊
巻末の解説で翻訳者の雨沢泰が、ミステリーともファンタジーともホラーともつかない奇妙なねじれのある作品としかいいようがない、と書いているが、同感。グレッグ・アイルズははじめて読んだが、なんともふしぎな味わいの小説を書く作家だ。カバーの写真には驚かされたが、読み終わってみれば、ほかにどんな選択があったのか、とも思う。
作者自らも冒頭でこう記している。
「この小説はかなり常軌を逸している。
だから、心して記憶と想像力を広げてほしい」
恐れ入りました。と書いておくしかない。
常軌を逸していながら、きわめてリアリティにも満ちている。
資質なのか、どうか。わからない。
原題 Sleep No More(2002)
巻末の解説で翻訳者の雨沢泰が、ミステリーともファンタジーともホラーともつかない奇妙なねじれのある作品としかいいようがない、と書いているが、同感。グレッグ・アイルズははじめて読んだが、なんともふしぎな味わいの小説を書く作家だ。カバーの写真には驚かされたが、読み終わってみれば、ほかにどんな選択があったのか、とも思う。
作者自らも冒頭でこう記している。
「この小説はかなり常軌を逸している。
だから、心して記憶と想像力を広げてほしい」
恐れ入りました。と書いておくしかない。
常軌を逸していながら、きわめてリアリティにも満ちている。
資質なのか、どうか。わからない。
原題 Sleep No More(2002)