寒夜。
夕方までから一変して冬のような寒さになった。タバコを買い公園で吸っていたら底冷えがした。昼の東京は24℃。明日の朝は13℃だとか。このまま冬に向かうことになるのか。何かあったら道があるなら何よりではないか。肉親あるいはそのほかに。じやぁ、それでいいじゃねえか。おれの杞憂だ。想いのままにあればいい。8.5℃。無縁なり。線を画した、その線がうとましい。投げ捨てる。後朝はすでに過ぎている。ことばもまた過ぎているのだ。これ以上、何があるというのか。残るは泥沼だけである。居住まいを正すのはうなずけるが、土壇場での選択はおれの流儀にあわず。溺れようにも水がない。干からびた沼であがいたところで、洒落にもならない。フェイドアウトかカットアウトか。どちらにしたって大差なし。ことばに詰まるばかりではある。おもえばjust120。またいだとはいえ、四季ひとつ分が過ぎただけさ。