なにもかも面倒くさい。
秋-冬篇つなぎ終わる。満足のいく構成になったと思う。ひさしぶりに小深田さんと会った。彼との最初の仕事が三菱電機の1989。その冒頭の文字遊び「感見動遊伝」のプロトタイプを編集してもらったのが菊地さんだった。山岡君のスケジュールもあり、菊地さんとひさしぶりに組んだが、たのしい編集ができた。長岡や郡山も来たので、なつかしいA編のようだった。うれしい一日が過ぎた。終わってから長岡たちと六本木へ。テラスだったので最後は震えた。帰って、風呂につかり、クナイプのマンダリンをたっぷりぶちこみ、暖をとった。なんだか冬の夜のような気分だ。暖まったが、やりたいことがほんとうはどこにあるのか、ふと、わからなくなった。道の途中に置いてきぼりにされた幼児のようだ。冷たい風が、吹きすぎていく。