身から出た鯖?
中崎タツヤのマンガをめくっているうちに30分は寝たか。芯が昂ぶっていて起きてしまった。はじめはSHへの怒りかと思ったが、そうではなく奄美越え仕上げへの興奮だと気づく。おれは要するに、この仕事を終わらせたくないのだろうな。できれば終わる時間から少しでも遠ざかりたい、そういうことなのではないか。この数日のブレは。あれもこれもそれもどれもかも、まだ続けたい…と発しているのだ。あの異常な熱気の中にまだこの身を漬けておきたくてしかたないのだ。まるで夏休みの終わるガキである。身から出た鯖。中崎も味なタイトルつけたものだ。シャワー浴びたら六本木K3へ。どうせ終わるならすべて見届けなくては。