死んだ子の
年を数える…
というが
2年前の夏の終わりに書いた
シナリオ化のためのメモを
読みながら、苦笑がもれた。
その子は、二歳になったことになる。
笑えるじゃねえか。笑うしかねえじゃないか。

このままに手を入れさえすれば
少しは気の晴れるものになるだろうに、
頭ひとつ下げてくれれば、
いくらでも応えてやれるのに。