2004 03/18 14:19
Category : 日記
朝、鳥のさえずりを聴きながら眠りに落ちた。
そして雨の音で眼がさめた。
嵐でもなくただ雨音だけを感じた。
そうか、これが、驟雨か、と
覚めきらぬ頭で合点する。
《げに春は驟雨とともにはじまるを咲かぬ桜を慕情というは》
福島泰樹
例の件、はしごを外されて1ヶ月半。
今夜、正式にお役御免となるらしい。
電話でいいよ、と言ったのだが
それでは失礼ですから、と。
失礼の上塗りをするつもりか、
と出かかったが飲み込む。
あの真っ暗闇の森の底で
両手に余る数の星月夜を
ともにしたのもまた事実だ。
八方塞がりの日々のなかで
これはすごい、と
肩たたきあったことも幻ではない。
二ヶ月にわたって失語症になった男が
笑顔浮かべて話したいというのだ。
まあ、いいじゃねえか。
春だもの。
東京に、開花宣言。
そして雨の音で眼がさめた。
嵐でもなくただ雨音だけを感じた。
そうか、これが、驟雨か、と
覚めきらぬ頭で合点する。
《げに春は驟雨とともにはじまるを咲かぬ桜を慕情というは》
福島泰樹
例の件、はしごを外されて1ヶ月半。
今夜、正式にお役御免となるらしい。
電話でいいよ、と言ったのだが
それでは失礼ですから、と。
失礼の上塗りをするつもりか、
と出かかったが飲み込む。
あの真っ暗闇の森の底で
両手に余る数の星月夜を
ともにしたのもまた事実だ。
八方塞がりの日々のなかで
これはすごい、と
肩たたきあったことも幻ではない。
二ヶ月にわたって失語症になった男が
笑顔浮かべて話したいというのだ。
まあ、いいじゃねえか。
春だもの。
東京に、開花宣言。