長州。安藤組。美術のパンダ
大阪に送る分を渡し、東京に届ける分を焼きはじめたところでアウト。
movieの方は残っていたので、DVDのオーサリングをやり直す。
積水ハウス、電通、テック、撮影部もおまけで。
二十分前に渡辺くんに取りに来てもらう。
これで明日は心置きなく爆睡できる。

Japanesetaste篇ははじめ無難にバッハをあてたが
気が変わった。
Freddie Mercury Montserrat Caballeの「La Japonaise」をあててみる。これが笑いたくなるほどぴったりだった。
moderntasteは決めていた。
あかりやさんからもらったCleo Laineの「Summertime」。
ついでに書くと
南欧篇がMichel Camilo Tomatitoの「Spain」で
アメリカ篇はOdessaの「Odessa - Sometimes I Feel Like A Motherless Child」を。

けっきょく15時間かかった。
風呂に入って、頭を溶かしたら
ロケに持っていって5行と読めなかった北方の「杖下に死す」を
今夜は2ページでも進めたい。


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長州で春の雪にみまわれたのだから
今年はやっぱり彰義隊の上野かな。
上野の山は、ちよっと小道に分け入ると
魑魅魍魎がでてきそうな闇があって
夜桜とよく似合うんだよね。

東京は真夜中になってもまだ15℃。
一昨昨日の夜は直径5cmの雪片に震えていたのに
もう花見の心配をしているのだから勝手なものであります。

さて、
山口ロケ参加のみなさん、
ほんとうにおつかれさまでした。



ZEISSレンズとパンサーという新しい道具のせいか
ほどよい寒させいなのか、
撮影素材をまとめながら、なんどもため息が出ました。
まことに素晴らしい絵が撮れています。
移動感の気持ち良さは
これまでの十年間にわたる積水ハウスの仕事でピカイチでしょう。
歪みの少ない切れと感度のいい新レンズの効果も抜群だった。
このことを特筆しておきます。
今日は朝から夜まで食事する時間も惜しんで
にやにやしながら撮影素材を整理していました。
さっき編集したものをDVDに落として大阪に向け発送したところです。
画質が落ちるのが残念ですが、webにもアップしましたので
春の雪や満月や夕陽のことなど思い浮かべながらご覧ください。

ビエナといい、クレッセといい、
長州で、安藤組、パンダ組が揃ったときは
いつも素敵な仕事になってますね。ふしぎだな。