《魔性の子》★★★
小野不由美著/新潮文庫刊

《十二国記》の外伝として明快にしておくべきだろう。読むタイミングを間違えると、まことに間の抜けたことになる。
出版社の問題なのか小野自身の思惑なのかわからないが、不実である。

巻末の菊地秀行の解説が平成三年に書かれており
奥付を見れば平成十五年に二十七刷りとなっている。
ま、野合だな。