2003 12/13 05:11
Category : 日記
どんでん。
と言えばいいのか。目論見どおりと言うべきか。
目論見とは、ただしこの「夏」の、だが。
いろいろなスケジュールをばらし再構築し
祝杯をあげるはずだった時間が徒労に塗り替えられていった。
みぞれのような雨の東京を
西に東に走り回った。
怒りも腹立ちもなかった。
と書けば嘘になるか。
でも、ふしぎと投げ出す気にはならなかった。
いつからだったかもう忘れたが
12月までは逃げない、と決めていた。
その一点だけが、きっと支えだった。
石のように口を閉ざしたままのプロデューサーを視野から外し
無理難題に笑顔を浮かべて応え続ける若い制作マン2人だけを視野に入れ
先へ行こうじゃねか、と呟き続けていた。
それが、11日。
きょう、テレセンで5.1チャンネル用にはじまった音の仕込みを聞きながら
映像も音も、まだ世界のだれも体験したことのない試みをしているのだと
実感できた。
この実感を、せめてひとつのカタチに結べるまでは、逃げまいと、思う。
勝ちも負けもない。
行こうという気持ちが潰えるまで、やろうじゃねえか。
と、胸の底に刻んだ。墨をいれた。
墨は、イブを過ぎ、26日の宵に消える。
勢いづけに藤純子の緋牡丹博徒でも借りてこようか。
それともくそして寝るか。
と言えばいいのか。目論見どおりと言うべきか。
目論見とは、ただしこの「夏」の、だが。
いろいろなスケジュールをばらし再構築し
祝杯をあげるはずだった時間が徒労に塗り替えられていった。
みぞれのような雨の東京を
西に東に走り回った。
怒りも腹立ちもなかった。
と書けば嘘になるか。
でも、ふしぎと投げ出す気にはならなかった。
いつからだったかもう忘れたが
12月までは逃げない、と決めていた。
その一点だけが、きっと支えだった。
石のように口を閉ざしたままのプロデューサーを視野から外し
無理難題に笑顔を浮かべて応え続ける若い制作マン2人だけを視野に入れ
先へ行こうじゃねか、と呟き続けていた。
それが、11日。
きょう、テレセンで5.1チャンネル用にはじまった音の仕込みを聞きながら
映像も音も、まだ世界のだれも体験したことのない試みをしているのだと
実感できた。
この実感を、せめてひとつのカタチに結べるまでは、逃げまいと、思う。
勝ちも負けもない。
行こうという気持ちが潰えるまで、やろうじゃねえか。
と、胸の底に刻んだ。墨をいれた。
墨は、イブを過ぎ、26日の宵に消える。
勢いづけに藤純子の緋牡丹博徒でも借りてこようか。
それともくそして寝るか。