わかちもつ何もなければ持って来い火鍋を俺は冷えたる薪
http://homepage.mac.com/torum_3/r1118/iMovieTheater299.html
ひさしぶりに自分の仕事を見る。

赤裸々に自己の想いを告げたあと…

よくもこんな始まりができたものだ。
あの頃が若かったからなのか
賢明さんや辻や横江がいて
十代の九段時代を引きずっていたからなのか。

ただ単に、
福島泰樹の歌に浸りたかったからか。

サウンドシティで1巻目の編集中の朝、
ふいに3巻目は福島さんで行こう、と決めた。
なぜ、誰も異を唱えなかったのか、不思議だ。

あれがなければ
たぶんその後の展開もない。
短歌とロックではじまる料理ビデオ。

録音の時、レベルが飛びそうになって
内山君が慌てたことを覚えている。

なんとか、DVDをやき終わった。
これからすこし眠って、山梨。


《わかちもつ何もなければ持って来い火鍋を俺は冷えたる薪》
福島泰樹