見渡せば花も紅葉もなかりけり。なんてな
降りろ、と言われていることに
俺が気づけていないのか。
他人が降ろされることを心配していたつもりで
ターゲットが自分自身だったことがわかっていない?のか。

連日の錐揉み飛行にどこまでつきあえばいいのか。

18年ディレクターの名刺を切ってきて
ほんとうに読めない。わからない。

暗やみの中で哄笑されているようで
ちよっときつい。

登校拒否を続けフェードアウトか
捨てぜりふ吐いてしりまくるか。

いずれにしてもいまさらではないか。

秋の終わりに
はじめて試乗したときに直感的にすげーな
と驚いたあの感覚だけを信じていたつもりなのに
振り返っても何もない。
おぼろな気分だけが残っている。

迫力を問われている。
迫力はある、と思っている。
さらに問われる。
禅問答のような打合せがほぼ連日のように続き
笑うか怒るか、他の道が見えねえ。

これから築地へ。
頭も体もすでにスカスカだ。


わしは断片化の王である。