《ロード・トゥ・パーディション》★★★★★
まことに良くできた《父と息子》の物語。
ゴッドファーザーを越えたというコピーはともかく、
ギャングストーリーではなく二重に込められた父と子の物語として、秀逸。
土砂降りの雨の中でSEをカットし音楽だけで展開したのにも驚かされた。
父がわりだったドンを撃つその瞬間だけSEを使う。憎い演出だった。他にはただ雨音だけ。

DVDプレーヤーがわりに使っているプレステ2が壊れているのでビデオを借りたが、
画質のひどさに閉口。
比較できるものがあるとVHSはすでに犯罪である。

レンタルビデオ屋の帰りに秋の虫の鳴き声を聞いた。

一日おきの秋である。