明治村の気韻。そのほか
なんともふしぎな風景だった。

東京駅と名古屋駅間を五分間で走る明治7年にイギリスから輸入した、蒸気機関車。

二週間ぶりに晴れましたという名古屋は暑かったが、森に点在する明治のほんものの建築群の間を歩きながら、なぜこういうことをこの国は自らの器量でできないのか、とすこしいらだつ気分あり。

急ぎ足で蒸気機関車関連だけを見て回ったが、いつか個人的にゆっくりと訪れてみたい。とても一日では回りきれそうもないが。

行き帰りとも満席。新幹線はほんとうに飽和状態なのだと実感。しかたなく帰りは禁煙席。席がばらけたので一人Bシート。
これはさすがにしんどかった。
手を付けなかった非国民を鞄に入れておいたので読みはじめた。
出足のうっとうしさが消えたら、途端に風通しがよくなった。と思った所で東京駅。

飯はスタジオでとることにし、ごまたまごを1パック土産に買ってスタジオへ。
カルビ弁当とレタスサラダをとってもらい、食べながら昼のパーツ編集分をチェック。

順調にいっていたからか、食がすすんだ。

長岡が来て、超高感度HDカメラテストを21日の夜に横浜でやらないか、と話していったという。

21日の横浜の明かりと、24日の奈良の古の明かりをテストすることになった。
カメラ冥利に尽きるだろう。