むじな仔犬ゆうじん
汗かきながら2時間眠った。
一度、ゆめで起きた。
テーブルに乗ってあぐらをかいて
与三郎のようなタンカを切っている俺がいた。
そして、なんと恥ずかしいヤツかと、
俺を笑うもう一人のおれもいた。

目が覚めたら、ふしぎなことに、もやが消えていた。
この数ヶ月離れなかった、磐梯山コスモスロケの時の異常な濃霧事件の時のような
その霧がきれいに消えていた。

思い当たることふたつばかり。

跡地を守るように配置されていた三体のむじなの置物と
ぽちの仔のように見えた白い和犬と会ったこと。

帰郷してPCを立ち上げ、メールを開いたら、
あかりや氏から「マシコガンバレ!!」とエールが届いていたこと。


むじなとぽちと友人と。
なんだか日本昔話のようだが、な。

腹に飯を放り込んだら、
これから築地に向かう。

行けるところまで
ほんとうにいってみよう。