2003 06/03 23:19
Category : 日記
18世紀から19世紀にかけて蒸気機関と蒸気機関車について調べている最中に、渡辺が迎えにきた。午後7時。横浜に向かう。ランドマークタワーが暮れたばかりの空を染めているその上に3.3夜の三日月がさえざえと輝いていた。博物館へ。
「エピソード1」と「エピソード2」の照明を再チェック。ほぼ揃った展示物を見て回る。思い描いたことの7割はできたのではないか。あとは進化と変化を続けていけばいい。開館まで残すところ2日。48時間あまり。今夜も徹夜になるようだ。
近くの食堂、三益に行き、渡辺とドライカレー、カニコロッケを食べた。店の客は俺たち二人。席に着き冷たい水を飲んだ瞬間に、ちあきなおみの「宵待ち草」がかかった。手が止まる。つづいて「遠くへ行きたい」が。挿し絵を描いた夢二に敬意を表し、エピソード4の豪華客船の皮切りに「宵待ち草」を選び、山田さんに編曲してもらっていただけに、港のそばのいかにも港町らしい食堂でその唄を聴かされ、なんだか見えない観客に拍手されているような奇妙な感動があった。菱沼さんにもらった渥美清の「遠くへ行きたい」は絶品だったが、ちあきもまたしみじもといい。
下卑た東京の街並みには似合わなくても、汽笛が夜の街に流れる横浜にはまことによく似合う。
気を良くして東京に送ってもらう。渡辺はUターンして横浜へ。
さてこの気分のままに、JRの交通革命のその先をたどってみたい。すこしずつ気が満ちている。
月もまた満ちている。一般オープンの7日が上弦。
「エピソード1」と「エピソード2」の照明を再チェック。ほぼ揃った展示物を見て回る。思い描いたことの7割はできたのではないか。あとは進化と変化を続けていけばいい。開館まで残すところ2日。48時間あまり。今夜も徹夜になるようだ。
近くの食堂、三益に行き、渡辺とドライカレー、カニコロッケを食べた。店の客は俺たち二人。席に着き冷たい水を飲んだ瞬間に、ちあきなおみの「宵待ち草」がかかった。手が止まる。つづいて「遠くへ行きたい」が。挿し絵を描いた夢二に敬意を表し、エピソード4の豪華客船の皮切りに「宵待ち草」を選び、山田さんに編曲してもらっていただけに、港のそばのいかにも港町らしい食堂でその唄を聴かされ、なんだか見えない観客に拍手されているような奇妙な感動があった。菱沼さんにもらった渥美清の「遠くへ行きたい」は絶品だったが、ちあきもまたしみじもといい。
下卑た東京の街並みには似合わなくても、汽笛が夜の街に流れる横浜にはまことによく似合う。
気を良くして東京に送ってもらう。渡辺はUターンして横浜へ。
さてこの気分のままに、JRの交通革命のその先をたどってみたい。すこしずつ気が満ちている。
月もまた満ちている。一般オープンの7日が上弦。