2003 02/06 12:36
Category : 日記
秋山香乃著/文芸社刊
明治元年の鶴ヶ城落城から西南の役の十年を生きのびた
会津藩の軍事参謀山川大蔵(浩)を主人公に、有為転変の一冊。
はじめて読む作家で、一昨日、ふと手に取った。
小説としては煮え切らない下手さがありながら、
執拗さにはうたれた。
早乙女の会津士魂を味読なので、史実なのかどうかも知らずに読み進んだが、
それにしても津軽の僻地への移封のあたりは
涙なしには読めなかった。
明治元年の鶴ヶ城落城から西南の役の十年を生きのびた
会津藩の軍事参謀山川大蔵(浩)を主人公に、有為転変の一冊。
はじめて読む作家で、一昨日、ふと手に取った。
小説としては煮え切らない下手さがありながら、
執拗さにはうたれた。
早乙女の会津士魂を味読なので、史実なのかどうかも知らずに読み進んだが、
それにしても津軽の僻地への移封のあたりは
涙なしには読めなかった。