場所を得たWhat a Wonderful World.
夕べは11時には眠った。今日の11時まで12時間熟睡。
アップルのサンフランシスコの実況を見ずに過ごしたのは数年ぶり。
アナログの頃にカクカクしたジョブズの動作を見ながら最初のiMac発表に動転していたのが嘘のようだ。
起きてシャワーを浴び、チェック。

ジョブズは
「What a Wonderful World」にのって登場したという。
こいつを見たかった。
クルマ屋などがよく使い回すが、
想像するだけでもなんとぴったりはまった選曲だなと思う。
場所を得る、ということは実はとても大切なことなのだと
あらためて実感。
広告の世界というのは、そう考えると自滅してるなと思う。

で、サンフランシスコの発表である。
おどろいた。17インチワイドのパワーブック。
いまデスクトップで使っているのが17インチの液晶だから、
17インチパワーブックの威力がよくわかる。
しかも3キロ。
スタジオからスタジオへ、ロケ現場からロケ現場へ持ち歩く編集機としてはベストの内容だろう。
IEEEもgを初搭載。
キーボードに光ファイバーがしこんであって
周囲の明るさに応じてバックライトが点灯するらしい。
スタジオもロケ現場も移動中も、この問題には泣かされてきた。
サードパーティー製のちゃちなUSB接続ミニライトを買ったりしたこともあったが
照度が低すぎて使い物にならず、さらにデザインが醜悪で使いつづける気になれなかった。
灯台下暗しのようなアイディアだが、
まことに機能的でかつ美しさを持った解決だと思う。

手持ちの99年のパワーブックG3/400、いよいよチェンジかな。
このG3/400は、未来博のスタートに合わせて7月に購入し、未来博終了まで使うつもりだったが
さらに1年半近くそのままにしていた。
しっかり使えていたのは実際には2001年の末まで。
その後の1年間は、バックアップ替わりになっていた。
映像を扱うとG3とG4は天地の差があったから。
それにOSXはやはりG3ではつらかった。

2月からの販売らしいが
EXPO2005用として17インチパワーブックを手に入れよう。
博覧会用というのがもっともらしくていい。