水滸伝第三十八回「飛んだ」
小説すばる11月号。北方の水滸伝はまったく未踏の領域にはいりこんでとどまることがない。

連載を読むというのが永いことできなかった。
北方水滸伝は、しかし刊行されてからという
そのタイムラグを待てない。

この勢いで最後まで行ければ
この国の「国民」文学と呼べるものがはじめて誕生することになる。
「国民」の「文学」に必要不可欠なものはただ一つ。

《志》

だから。