ため息の時間★★★★
唯川恵の短編集《ため息の時間》新潮社刊を読む。
男の視点で描く女という方法がどれだけ成功しているのかはともあれ、
女という性だからこそ可能な視点の高度差のようなものが随所にある。
読んでいて、ちよっと怖いな、そんな気分が強かった。