あれは喜劇か。
しかし、
外務省というのはスゴイ役所だな。
金と女にどれだけだらしがなかろうと、
それは「平時」の身過ぎ世過ぎで
いったん事あればいなせな外交官ぶりを発揮するのだろうと、
ま、思っていたわけでもねえんだよな。じっさい。

中国の領事館事件の外交官のとった態度、
そのことについて語られた一国の首相のコトバ。

おれは猿以下の国の国民なのだと
今日はほんとうに身を切るような寒さもあって
昼前から不愉快でならない。

何をいまさらと思わぬでもないが
それにしても それにつけてもだ。

あれは万死に値する行為だろう。

国などというものがあるとするなら
むきだしの国辱を見せられた気がする。


国が滅びていくということを
なんだかしみじみ実感させられて…



あの、日本国という看板の掲げられた柱に
必死でしがみついている女性を
いったいどんな顔して見ていられたのか。