2002 04/18 17:34
Category : 日記
件名 : [tojibu2:00288] 今日の朝刊から
送信日時 : 2002年 4月 18日 木曜日 5:20 PM
差出人 : Toru Mashiko
朝日新聞朝刊でシャーウッドの[ヌード広告]を見ました。
とてもよかった。ハウジングのCMとして、
ひさしぶりにクリエイティブなものを見た気がします。
「裸を見たら、きっと好きになる」
これをヘッドラインにすれば、個人的には満点。
同じ朝刊に以下の記事。
これもとてもよかったのでコピーしました。
■米映画界、デジタル革命 撮影から配給・上映まで
衛星やDVD、多媒体への利用に道
米映画界の本拠地ハリウッドを中心に、撮影から編集、配給、上映までを一貫して
デジタル方式にする動きが広がりつつある。このデジタルシネマ方式は、「声つき」
「色つき」に次ぐ映画の「第3次革命」(米評論家)。作品をいったんデジタル資産
として保存すれば、映画館だけでなく、様々な媒体で使いやすくなるという。(ロサ
ンゼルス=山本晴美)
●CGの映像、大作に定着
昨年上映された「キャスト・アウェイ(難破)」の1シーン。漂流者(トム・ハン
クス)が、流れ着いた島のがけから大海を見下ろす。コバルトブルーの海、険しい岩、
点在する草木などが色鮮やかに展開する。
だが、これらはすべてコンピューター・グラフィックス(CG)によるデジタル映
像。駐車場の高台からの映像に、編集段階で張り付けられたものだ。大海で漂流する
場面は、いかだを除き全部CG。空と水の色も、コンピューター操作で灰色に塗り替
えられた。
「いまや、大作でCGを全く使わない映画は見当たらない」。ソニー・ピクチャー
ズエンタテインメント(SPE)の製作技術担当、ジョン・ニコラード氏は言う。
SPEは傘下に、フィルム撮影した作品をデジタル化し、CG加工などを請け負う
約500人の部隊「イメージワークス」を抱えている。
●脱フィルム、コスト削減
フィルムを捨て、撮影段階からデジタル方式を使う製作者も増えてきた。ジョージ・
ルーカス監督は、5月に公開する「スター・ウォーズ」の新作をソニーのデジタルビ
デオカメラのみで撮ってしまった。
50分の35ミリフィルムが現像代込みで4千ドルするのに対し、デジタル方式で
使う特殊なテープは52分で75ドル。デジカメなら、どんな風に撮れたかを即座に
画面で確認できるうえ、色調整やCG加工も簡単だ。
作業全体の効率化で、「新作では170万ドル(約2億2千万円)以上のコスト削
減ができた」(スター・ウォーズ製作責任者)という。
露崎英介・SPE事業戦略部長は「うちだけで900の作品をデジタル方式で保存
している。3年後には2400作品に増やす」という。手持ちのデジタル資産が増え
れば、特殊映写機を備えた映画館、テレビのデジタル放送、インターネット配信、D
VDなどでの利用に道が開ける。
米配給大手のテクニカラーは00年秋から、衛星、光ファイバー、DVDなどを使
い、デジタル映写機を持つ映画館に配給を始めた。CG加工や色調整を手がける写真
関連大手、イーストマン・コダックも、デジタル配給に意欲的だ。
映画会社は、デジタル資産を再びフィルムに焼き直す必要がなくなり、年間数千万
ドルのコスト削減になる。映画館にしても、千回上映しても劣化しない画質が保証さ
れ、スポーツやコンサートの記録映像でお客を呼ぶことができる。
●ネット使い視聴者配信
米国内でデジタル映写機を持つ映画館は約50カ所。映写方式の統一規格がないこ
とが普及を妨げると言われたが、ディズニー、ワーナー・ブラザーズなど米7大映画
会社がこのほど業界標準づくりに乗り出した。
映写機は1台15万ドル(約2千万円)と高いが、「年内に250館以上がデジタ
ル映写機を導入する予定」(テクニカラー)という。
インターネットを使い、映画会社が視聴者に直接配信するサービスも始まる。SP
E、ユニバーサル・スタジオなど5社は今年後半、共同のウエブサイトを開設する。
お客はサイトにある約100本から好きな作品を選び、パソコンにダウンロードして
見る仕組みだ。
映画のダウンロードは、DSL(デジタル加入者線)、ケーブル回線に加入してい
れば40分程度で完了する。米国ではこうした高速・大容量回線に接続できる家庭が
1千万世帯以上あり、各社は1本あたり4ドル(約520円)程度での提供を検討し
ている。
送信日時 : 2002年 4月 18日 木曜日 5:20 PM
差出人 : Toru Mashiko
朝日新聞朝刊でシャーウッドの[ヌード広告]を見ました。
とてもよかった。ハウジングのCMとして、
ひさしぶりにクリエイティブなものを見た気がします。
「裸を見たら、きっと好きになる」
これをヘッドラインにすれば、個人的には満点。
同じ朝刊に以下の記事。
これもとてもよかったのでコピーしました。
■米映画界、デジタル革命 撮影から配給・上映まで
衛星やDVD、多媒体への利用に道
米映画界の本拠地ハリウッドを中心に、撮影から編集、配給、上映までを一貫して
デジタル方式にする動きが広がりつつある。このデジタルシネマ方式は、「声つき」
「色つき」に次ぐ映画の「第3次革命」(米評論家)。作品をいったんデジタル資産
として保存すれば、映画館だけでなく、様々な媒体で使いやすくなるという。(ロサ
ンゼルス=山本晴美)
●CGの映像、大作に定着
昨年上映された「キャスト・アウェイ(難破)」の1シーン。漂流者(トム・ハン
クス)が、流れ着いた島のがけから大海を見下ろす。コバルトブルーの海、険しい岩、
点在する草木などが色鮮やかに展開する。
だが、これらはすべてコンピューター・グラフィックス(CG)によるデジタル映
像。駐車場の高台からの映像に、編集段階で張り付けられたものだ。大海で漂流する
場面は、いかだを除き全部CG。空と水の色も、コンピューター操作で灰色に塗り替
えられた。
「いまや、大作でCGを全く使わない映画は見当たらない」。ソニー・ピクチャー
ズエンタテインメント(SPE)の製作技術担当、ジョン・ニコラード氏は言う。
SPEは傘下に、フィルム撮影した作品をデジタル化し、CG加工などを請け負う
約500人の部隊「イメージワークス」を抱えている。
●脱フィルム、コスト削減
フィルムを捨て、撮影段階からデジタル方式を使う製作者も増えてきた。ジョージ・
ルーカス監督は、5月に公開する「スター・ウォーズ」の新作をソニーのデジタルビ
デオカメラのみで撮ってしまった。
50分の35ミリフィルムが現像代込みで4千ドルするのに対し、デジタル方式で
使う特殊なテープは52分で75ドル。デジカメなら、どんな風に撮れたかを即座に
画面で確認できるうえ、色調整やCG加工も簡単だ。
作業全体の効率化で、「新作では170万ドル(約2億2千万円)以上のコスト削
減ができた」(スター・ウォーズ製作責任者)という。
露崎英介・SPE事業戦略部長は「うちだけで900の作品をデジタル方式で保存
している。3年後には2400作品に増やす」という。手持ちのデジタル資産が増え
れば、特殊映写機を備えた映画館、テレビのデジタル放送、インターネット配信、D
VDなどでの利用に道が開ける。
米配給大手のテクニカラーは00年秋から、衛星、光ファイバー、DVDなどを使
い、デジタル映写機を持つ映画館に配給を始めた。CG加工や色調整を手がける写真
関連大手、イーストマン・コダックも、デジタル配給に意欲的だ。
映画会社は、デジタル資産を再びフィルムに焼き直す必要がなくなり、年間数千万
ドルのコスト削減になる。映画館にしても、千回上映しても劣化しない画質が保証さ
れ、スポーツやコンサートの記録映像でお客を呼ぶことができる。
●ネット使い視聴者配信
米国内でデジタル映写機を持つ映画館は約50カ所。映写方式の統一規格がないこ
とが普及を妨げると言われたが、ディズニー、ワーナー・ブラザーズなど米7大映画
会社がこのほど業界標準づくりに乗り出した。
映写機は1台15万ドル(約2千万円)と高いが、「年内に250館以上がデジタ
ル映写機を導入する予定」(テクニカラー)という。
インターネットを使い、映画会社が視聴者に直接配信するサービスも始まる。SP
E、ユニバーサル・スタジオなど5社は今年後半、共同のウエブサイトを開設する。
お客はサイトにある約100本から好きな作品を選び、パソコンにダウンロードして
見る仕組みだ。
映画のダウンロードは、DSL(デジタル加入者線)、ケーブル回線に加入してい
れば40分程度で完了する。米国ではこうした高速・大容量回線に接続できる家庭が
1千万世帯以上あり、各社は1本あたり4ドル(約520円)程度での提供を検討し
ている。