伊原さん、無念だね。
以下、引用。
つきあいで会員になっていたが
立ち上げた伊原氏ももういない。
三菱電機、なんだかほんとうにじたばたしてるな。


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本日は悲しいお知らせを皆様にお伝えしなければなりません。
2002年4月30日24時00分をもって、M-BROS.は放送を終了させて
頂きます。

 この決定が3月末に突然なされたこともあり、十分な告知期間
を設けることが出来なかったことを深くお詫び致します。

 思い起こせば、DIRECTVのオリジナル・チャンネルとして1998年
4月にスタートした時、最初にお届けしたアーチストはジミ・ヘン
ドリックスでした。常に本物のアーティスト魂、ライヴでのドラ
イヴ感にこだわり、映像素材を選んできたつもりです。

 放送開始直後はPV(プロモ・ビデオ)をあまり使用しないために
違和感を持たれた視聴者の方もおられました。また、古めのアー
ティストが多いために親近感を持てないとこぼされた若い視聴者
の方もおられました。しかし、徐々に我々の考え方が浸透して
きて、最近はそうした苦情もほとんどなくなっておりました。

 ロック世代の年齢幅は広く、M-BROS.の視聴契約者は、十代の方
から80歳代の方までおられました。CDを買わなくなった社会人でも、
週末だけはかつてのロック・ファンに戻って観ているという方が
多く、「またエレキ・ギターを引っ張り出して弾き始めたよ」と、
葉書を送って来られた団塊世代もおられました。反対にリアル
タイムでは見たことのない伝説の人々に感動したという十代の方も
いらっしゃいました。

 4年と一ヶ月という短い期間でしたが、「多チャンネル時代に
こんなチャンネルがあってもいいだろう」と立ち上げたチャンネルを、
これまでご支援頂き、スタッフ並びに関係者一同、心より感謝して
おります。なお、4月30日までの番組編成は継続を前提としたもの
ですので、ぜひ最後の瞬間まで番組をお楽しみ下さい。(4月17日から
はノースクランブルです!)

 本音としては、あれもやりたかった、このバンドも出したかったと
悔いが少し残っております。M-BROS.チャンネルとしてはこれで
お別れですが、「日本人による日本人のための洋楽ロック専門チャン
ネル」は今後もどこかで立ち上がるかも知れません。ロック・スピ
リットは不滅だと信じるからです。その日まで皆様と一緒に待って
いたいと思います。

 ジェスロ・タルのアルバム・タイトルにあった「Too Old To
Rock'N'Roll : Too Young To Die!」(ロックン・ロールにはトシ
だけど死ぬにはチョイト若すぎる)という名文句を胸に抱いて舞台
を降りることに致します。本当にご支援ありがとうございました。
God Bless You!

敬具

エムブロス一同